お疲れ様です、tnbです。
以前のブログの中で健康診断で引っかかってしまい、要精密検査判定を受けてしまったと記載しましたが、引っかかった項目が便潜血という便に血が混じってしまっていたというものになります。
便潜血で引っかかった場合、大腸がんや大腸のポリープが原因である可能性があるため、先日ビクビクしながら精密検査を行っていただけるクリニックで検査を行ってきました。
今回はその際の体験を赤裸々にレビューしたいと思います。
初回診察
たまたま近所に新しめの消化器専門のクリニックがあったため、予約して行ってみました。
初回は診察と検査前の説明のみで、実際の検査は日を改めて行うことになります。
診察は来院した経緯や簡単な問診を行う程度でした。担当してくださったお医者さん曰く、健康診断で引っかかった患者さんの多くはやはりガンではないかと心配になる方が多いそうですが、実際にガンが見つかるケースは1-2%程度なので多分大丈夫だと思いますよ、というノリだったので、ひとまずは安心することができました。
その後、検査前日と当日の朝に家で行う準備についての説明を受けました。端的に言うと検査のときには完全に体の中の便を外に出す必要があるため、下剤や水を沢山飲むといったものでした。水飲んで多少トイレこもる程度か、とこのときは考えていました。
また、肛門からカメラを突っ込まれるため苦しい検査を想像していたのですが、検査前に”鎮痛剤”(痛み止め)と”鎮静剤”(意識を落とす薬)を投与するため、そこまでつらくないばかりか意識飛んでいる間に終わってしまう人もいるという説明だったため、心配が少し和らぎました。また、”鎮静剤”をこれまで打ったことがなく、意識が飛ぶというのがどういうものか味わったことがなかったため、少しワクワクさえしていました。
検査前夜
検査時に便がない状態でなければいけないため、もちろん前日の夜の食事は消化の良い簡単なもののみでした。(シンプルうどん食べました)
そして、食後に下剤を一粒。実は下剤を飲むのは初めてだったため、どれほどの効果があるか全くわかっていなかったのですが、、、特に効かず、夜中トイレに起きることもなく朝を迎えました。
検査当日朝
そして検査当日の朝、ここからが大変でした。
検査自体は12時半からだったのですが、食事は取ってはいけないのはもちろんのこと、水と腸管洗浄液という液体の薬をひたすら飲み続けることになります。
コップ一杯の腸管洗浄液を10分かけて飲む → コップ一杯の水を10分かけて飲む
このサイクルを2時間くらい続ける必要があり、液体ばかり飲むためキモチワルくなりつつ、トイレに籠る時間も長くなるというしんどい時間が続きました。そして何よりも腸管洗浄液が若干甘しょっぱい味がしたため、余計にキモチワルさを加速させました。
いざ検査へ
つらい試練を乗り越えて体の中の固形物がすべて出し切った後、病院へ向かいました。
検査着に着替えて最後のトイレも終えて、いざ検査へ。可動式のベッドに横になり、点滴を打って、検査の順番が回ってきて看護師さん(結構可愛かった)にベッドごと検査室へ運ばれました。
担当医「では鎮痛剤と鎮静剤入れていきますねー」
さあ、意識飛ぶぞ、、、、、
、、、
、、、
、、、
、、、
飛ばない!?!?!?!?
全然普通に意識あるんですが!?!?!
担当医「じゃカメラいれていきますねー」
え、まって、まだ鎮静剤効いてないんですが、、、!!(実際はそんなこと言ってないですが)
そしてさっきベッド運んでくれた看護師さんまだいるし、ばっちりケツにカメラ突っ込まれているところ見られているんですが。。。!?!?
という心の声も虚しく、無慈悲に肛門にカメラを突っ込まれました。
検査中
無慈悲にカメラを突っ込まれはしましたが、鎮痛剤を打っているせいか痛みは全く感じませんでした。その代わり、内蔵を移動するなにかがいる違和感は感じましたが、全然我慢できる範囲でした。
また、カメラの映像を自分からも見ることができたのですが、思っていたより全然きれいなように見えました。ただ、自分の腸内を映像で見るとなかなか不思議な気分にはなりました、、、
検査自体は10分程で終了。意外と早かったです。
検査後
投与した鎮静剤と鎮痛剤が切れるまでベッドの上で30分ほど休憩した後、検査の結果が担当医から発表されました。
結果は、、、特に問題なし!
便に血が混じっていたのはおそらく肛門近くが切れてしまったからではないかとのことで、腸内は特にガンやポリープなどは見られず、問題ない状態とのことでした。いや本当に良かった!
安心も相まって、病院を出た後すぐにめちゃめちゃお腹が空いたため、丸亀製麺に直行。空きっ腹に釜揚げうどんが染みました。
まとめ
以上が初めての大腸検査のレビューになります。何事もなくて本当に良かった!
クリニック次第で検査のしんどさは変わると思いますが、自分が行ったクリニックは全く痛みや苦しさがなかったため結構当たりだったのかもしれません。
ただ、やはり検査当日の朝の準備としてエグい量の水を飲む儀式は辛かったです。多分これはどのクリニックに行ったとしても同じなんだろうなぁと思いました。
このようにつらい検査を受けなくて済むように、日頃から内蔵を労った生活を心がけましょう。
それではまた。